不動産を相続するまでの流れについて
2025/01/01
相続が発生するとさまざまな手続きが必要です。
しかし、何から手を付ければいいかわからないという方もいるでしょう。
そこで今回は、不動産を相続するまでの流れについて解説します。
不動産を相続するまでの流れ
①遺言書の有無を確認する
相続の流れは遺言書の有無によって変わります。
そのため、相続が発生したらまず遺言書があるかどうか確認しましょう。
②相続人を明確にする
相続人が誰かわからないまま相続を進めると、遺産分割協議をやり直すことになる可能性があります。
そのため、早めに被相続人の戸籍謄本から相続人を明確にしておきましょう。
③財産目録を作成する
被相続人がどのような財産を遺しているかを調べ、財産目録に記載します。
不動産の有無については、固定資産税の納税通知書があれば相続財産に不動産があることになります。
④遺産分割協議書を作成する
遺言書がない場合は、誰がどのように財産を相続するか相続人全員で話し合いが必要です。
相続人全員が内容に合意したら、遺産分割協議書に財産の分割内容を記載します。
⑤不動産の相続登記を行う
不動産を相続すると所有者が変わるため、名義変更を行わなければなりません。
相続手続きにはさまざまな書類が必要なため、事前に用意しておくことが大切です。
⑥相続税を納付する
相続手続きが終わったら、相続税の申告と納付を行います。
相続税は、相続が発生したことを知ってから10か月以内に納付しなければなりません。
まとめ
不動産を相続するまでの流れは以下の通りです。
①遺言書の有無を確認する
②相続人を明確にする
③財産目録を作成する
④遺産分割協議書を作成する
⑤不動産の相続登記を行う
⑥相続税を納付する
手続きの中には期限が決まっているものもあるため、余裕をもって相続を進めましょう。