オーナーチェンジとは
2022/09/17
不動産売却を行う際「オーナーチェンジ」という言葉を耳にする機会があります。
「どんな意味があるのだろう」と気になっている方もいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、オーナーチェンジとはどういったものなのかを解説します。
オーナーチェンジとは
オーナーチェンジは、入居者のいる物件の所有権を売買することを指します。
入居者は変わりませんが、オーナーが変わる特殊な取引形態です。
引き継がれる権利と義務
引き継がれる権利
オーナーチェンジで引き継ぐ権利は以下の通りです。
・賃料に関する権利
・原状回復に関する権利
・建物の返還に関する権利
所有権が変わると、賃料を受け取る権利がそのまま引き継がれます。
原状回復は、入居者の使い方で劣化した部分を入居者に修繕してもらう権利です。
通常使用により生じた劣化と経年劣化は、新たなオーナーが修繕します。
引き継がれる義務
オーナーチェンジをした際、物件のオーナーとしての義務も発生します。
引き継がれる義務は以下の3つです。
・建物を使用させる義務
・建物を修繕する義務
・退去時に敷金を返還する義務
契約にのっとり、入居者を住まわせる必要があります。
建物が破損した場合は、建物の修繕を行いましょう。
まとめ
オーナーチェンジで物件の所有権を得た方は、オーナーとしての権利と義務を引き継ぎます。
物件の売却を検討されている方は、事前にさまざまな情報を収集しオーナーチェンジを検討してください。
これから不動産売却を検討している方は【株式会社クロスボンド】に一度ご相談ください。