マンションの敷地権とは
2022/09/28
マンションを買う際は、いくつか関連する権利を知っておくことが大切です。
そのなかでも敷地権というものがありますが、どのような権利かご存じでしょうか?
そこで今回は、マンションの敷地権についてご紹介いたします。
マンションの敷地権とは
マンションの敷地権とは、建物と土地を分けて処分できないよう定められた権利です。
一棟の中に独立して区分された2つ以上の部屋がある区分所有建物が該当します。
昭和58年以前のマンションに関しては敷地権がないマンションもあるので、売買の際は確認が必要です。
敷地権と似た権利
マンションを買う時には敷地権と類似した「敷地利用権」「所有権」もありますので、それぞれご紹介します。
敷地利用権
土地を利用できる権利そのものです。
この敷地利用権を建物と一体化させることで、敷地権として機能します。
所有権
所有権は建物を自由に処分したり、収益化ができる権利を指します。
建物を全面的に支配できる権利ですので、敷地権より自由度の高さが特徴です。
借地権
建物の所有を目的に、土地を借りるための権利です。
そのため、土地と建物の所有者が異なることが特徴として挙げられます。
まとめ
マンションの敷地権とは「建物と土地を分離で処分できないように定めた権利」のことです。
似た権利に敷地利用権・所有権・借地権がありますが、それぞれ違いがありますので確認しておきましょう。
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