実勢価格の調べ方について
2022/12/01
土地の実勢価格の調べ方を知っていますか。
実勢価格は、周辺の土地の価格や過去の取引価格を目安に決まりますが、どのように調べるのでしょうか。
今回は、実勢価格の調べ方について解説します。
実勢価格とは
土地が実際に売れたときの価格を「実勢価格」と言います。
これから土地を売買したい方には、過去に売れた土地の実勢価格は参考になりますよね。
調べ方
土地の実勢価格を調べるには、次の方法があります。
取引価格情報
国土交通省の「土地総合情報システム」で確認できます。
国土交通省は売買された土地について、個人的な情報がわからないようにしたうえで情報を公開しています。
公示価格・基準地価
国土交通省が公表しているのが「公示価格」で、各都道府県が公表しているのが「基準地価」です。
どちらも土地の正常な価格であり、土地を売買取引するときの指標として使われています。
国土交通省の「土地総合情報システム」から調べることが可能です。
路線価
路線(道路)に面している標準的な土地の価格を示しているのが「路線価」です。
国税庁のホームページにある「路線価」「評価倍率表」で調べることで、実勢価格の目安がわかります。
固定資産税
固定資産税の評価額から、実勢価格が算出できます。
固定資産税の評価額は、公示価格の7割相当が基準で、実勢価格は公示価格の1.1倍程度です。
まとめ
実勢価格とは、土地が売れたときの価格のことです。
調べるときは、国土交通省の土地総合情報システムを利用しましょう。
また、国税庁が公表している路線価や評価倍率表をもとに算出できます。
これから不動産を売却したいとお考えの方は、実績豊富な弊社にお任せください。
適正な実勢価格を提示し、スムーズな取引を実現いたします。