特定空家とは?指定条件も紹介
2023/02/08
物件を運用していると「特定空家」という言葉を耳にすることがあります。
しかし、具体的な意味や指定条件まで把握している方は少ないのではないでしょうか?
そこで当記事では、特定空家の概要と指定条件についても解説します。
特定空家とは?
特定空家とは、保安上危険や衛生上有害になる可能性がある空き家のことです。
特定空家の指定は各自治体の判断で行われ、指定後は税金の課税軽減措置を受けられなくなってしまいます。
特定空家の指定条件
倒壊リスクがある
空き家の一部、または全体に倒壊リスクがある場合は特定空家に指定されます。
空き家には住んでいる人間がいないため、安全面の整備が疎かになりやすいです。
看板や門などの一部に倒壊リスクがあっても指定されるため注意しましょう。
衛生面に問題がある
空き家にゴミが投棄されていたり、アスベスト等の有害物質が飛散したりする可能性がある場合も特定空家に指定されます。
ゴミの投棄は害虫・害獣の発生原因になるので、放置したままにしないようにしましょう。
住民の生活環境を妨げている
空き家が周辺住民の生活環境を妨げている場合も注意です。
著しく景観を損ねていたり、害獣の住みかになっていたりする場合は特定空家に指定されます。
まとめ
保安上危険や衛生上有害になる可能性がある空き家のことであり、自治体が問題ありと判断した場合に指定されます。
空き家を所有している方であれば、誰でも指定される可能性があるため注意しましょう。
『株式会社クロスボンド』では、不動産売却の相談を承っております。
空き家を所有している方でお悩みがある場合は、いつでもお問い合わせください。